潤徳日記

今日は、3年生の選択授業の様子をお届けします。「選択科目」の授業は、多様な入試形態や将来の展望を見据え、様々な分野から生徒が自ら選び、受講するものです。

「女性史」の授業では、女性の社会進出や参政権に関する歴史を学ぶほか、国内外を問わず、一線で活躍する女性について調べ、その内容についてスピーチし互いに評価し合います。このことによって、プレゼンテーション能力を養成するだけでなく、みずからの人生設計の指針とするという、潤徳女子高等学校ならではの授業です。年度当初こそ上手くスピーチを組み立てられず苦戦したり、緊張してしまったりしていた生徒たちですが、何度も発表や準備を重ね、今では堂々と前を向いて発表できるようになりました。また、受講している生徒の中には、大学の推薦入試で自己PRやプレゼンテーションが課された生徒もいたようで、「日頃の授業で何度も行ってきたことだったので、入試ではあまり緊張せず発表できました」と話してくれました。

選択科目には、各教科の演習や、小論文やセンター入試対策など大学入試に直結する授業もありますが、このように複合的な能力を高めていく授業も展開されています。早いもので、3年生はあと数週間で授業が一段落となります。残りの授業も、その後にやってくる卒業試験も、悔いの無いように臨んでほしいものです。

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