こんにちは。☆
美術コース2年生の自画像課題が終了いたしました!
ぐっと力の付いてきた生徒も見られてきましたね。
3年生までのあと4か月、伸びやすい時期でもあります!気を抜かず一緒に頑張りましょう☆
では、今回は山本先生と宮田先生からの講評になります。
鉛筆の濃淡がきれいで、モチーフに取り入れた紙の破れめが目を引くような構成ができています。骨格に沿った形が描けるとより説得力が増しますので顔の構造を理解して描いていきましょう。
(山本)
モチーフの細部までよく観察され描写も丁寧にされている作品になっています。
今の時点ではとてもよくできていますが、若干のパースのズレと、更に色の幅が増えてくるといいですね。
(宮田)
表情とタッチに勢いがあり、クロッキー的なノリが伝わるデッサンです。
小刻みな線が形ともう少しかみ合えば描写の密度をさらに上げられたのではないかと思います。タッチを生かした表現で描き切れたらもっと魅力的な作品になりそうです。(山本)
モチーフを上手く利用して面白い構成が出来ています。表情も柔らかで魅力的な作品ですね。
今の段階で「描くべきところと描かないところ」の見極め等のセンスの良さが感じられるので、あえて「見えるところを全て描く」ような攻めた作業を、2年生の段階で挑戦しておいてもいいかもしれません。
(宮田)
調子と形が合っています。描写もくっきりと描き込めており技術的には上がってきました。
顔周辺に置いた暗さに対して、体や手のあたりがやや薄く感じられるので、影のつながりや画面構成要素としての暗さを意識できるとより良いですね。(山本)
タッチによって面白い魅力のある作品になっています。
更に、タッチが人体の形態と噛み合って立体感の表現に結びついてきたり、紙のモチーフへの興味を持って描けると更に魅力的な作品になりそうです。
(宮田)