本校の卒業式は毎年3月3日の桃の節句に行われます。卒業生はおひな様を飾りながら母校である潤徳の卒業式も思い出してくれるのではないかと密かに期待しております。そして、潤徳時代のクラスメイトに連絡し、母校を訪れてくれればと願っています。
毎年、卒業式は温かい雰囲気の中、厳粛に行われておりますが、地元の警察署、消防署、商店街の方々など日頃お世話になっている近隣の皆様にもご臨席賜っております。そして、終了後はいつも『卒業生の態度も立派ですが、在校生も立派ですね』『温かい気持ちが伝わる素晴らしい卒業式でした』など、お褒めの言葉をいただきます。地元の皆様は日々の登下校、放課後のクラブ活動はもちろんのこと、文化祭、体育祭などの学校行事を見守り応援して下さってのご臨席でありお言葉であると思っております。
近隣の皆様に温かく見守られながら高校生活を送れる恵まれた環境に感謝しながら、日々の学習やクラブ活動、行事に前向きに取り組んで欲しいと考えております。そして、卒業式を一年の節目とし、卒業生も在校生もお互い感謝の気持ちを持ちながら式典に臨んでくれればと思います。
私も一人ひとりに卒業証書を渡しながら生徒たちに感謝の気持ちを伝え、この一年を振り返ることができればと思っております。