2年生の彫刻専攻は自刻像でした!しっかり時間をかけ彫刻技法と人体骨格の理解を深めながらの授業でしたが、皆最後まで集中力を切らさずに取り組めました!いくつかご紹介します。
形の押さえ方に単調さはまだまだ残りますが全体的なまとまりや自然な立ち上がりに迫れました!骨格や筋肉への理解を深めて、より多彩な押さえ方が出来ると良いですね。
最終的に粘土の質感が固くなってしまいましたが、内容は良く観察が行き届いているのを感じます。大きな形の印象を崩さずに複雑な形に食いついているのも好印象です!
制作生徒が印象深く取り組めた部分に関してはとても良い表情が出せていますね。それを部分で終わらさず、全体的に気を配れると手数のばらついた印象がなくなると思います。
この首像は頭一つ出て印象が良かったです!形もばらけずに最後までまとまりを残したまま細部まで仕事を持っていけました。一つ一つの形が自然に繋がっていて生命感が出てきました。初めての塑像でこれは自慢できますね!
輪郭を髪で覆ったため見づらくなったのか、やや左右の歪みが気になりますが、観察力と集中力が向上しているのを感じる仕上がりとなりました。きっとデッサンも前より上手くなってますよ!
さて、ここからはこの原型を使用し石膏取り実習です!完成が楽しみですね!