先日、2年生特別進学コースのコミュニケーション英語の授業で、英語によるディベートを実施しました。ディベートは、その場での英語のやり取りの力だけではなく、事前の準備が成功のカギを握ります。
「女性専用車両の使用を継続すべきか」という、英検を意識した身近で実用的なテーマに決め、クラスを2チームに分けました。2月の授業はほぼ準備の時間にあてました。生徒用のタブレット端末を駆使し、情報を集め原稿を起こし、それを英語にしていきます。質疑やアタックの時間もあるので、相手が持ち出してきそうな情報も収集してまとめ、それも英語にします。直前には、スピーチの練習を積み、きちんと発音できるように備えました。
当日は、両チームともそれぞれの主張のスピーチはしっかりできていましたが、相手チームの言い分を聞き取り、返答するという部分でやはり苦労していたようです。「楽しかった」「大変だった」等々、様々な反応がありましたが、どの生徒も一生懸命取り組む様子が見られました。