潤徳日記

 みなさん、こんにちは。インターアクトクラブです。

 インターアクトクラブは、ロータリークラブにより提唱された青少年のための社会奉仕クラブです。その主な活動内容は、学校や地域社会に対する奉仕と国際理解の2つです。本校インターアクトクラブは、国際ロータリー第2580地区の東京江北ロータリークラブの支援を受けています。『インターアクト』とは、International ( 国際的 ) とaction ( 活動 ) を合わせた造語です。

 さて、活動実績の発表と更なる向上のための場として、毎年夏に、インターアクト年次大会が開催されます。今年の開催地は沖縄。本校より4名の生徒が参加しました。

 8月4日早朝に羽田空港を出発し、お昼に那覇空港に到着しました。ホスト校である昭和薬科大学附属高校のインターアクトクラブのみなさんの歓迎を受けました。首里琉染を見学し、サンゴ染めの体験をしました。夕方には、北谷のサンセットビーチに移動して、他の沖縄のインターアクトクラブの生徒たちと合流して交流会が行われました。

 8月5日、昭和薬科大学附属高校にて、第55回インターアクト年次大会が開催され、第2580地区のインターアクトクラブ11校とロータリークラブの会員が一堂に会しました。各校の活動報告、歌手の伊波幸乃さんによる平和ライブ、タイでアカ族の子供たちに就学・識字向上支援を行っている原田義之先生による記念講演、9つの分科会に分かれた討論会が行われ、充実した1日を過ごしました。

 8月6日、キャンプフォスターの見学、国際通りでの自由研修を行い、夕方の便で帰京しました。

 今回の年次大会で行われた討論会では、東京オリンピック・サンゴ白化・基地問題・地球温暖化・高齢化社会・18歳からの選挙権・AI技術・テロ問題・伝統文化の衰退といった他人事ではない問題がテーマとして取り上げられました。私たちの周りには考えなければならない問題がたくさんあります。同世代の人と意見を交わし、互いの考えを共有し、解決策を考える場はそう多くはありません。今後も、社会に目を向け、理解し、意見を発信する姿勢を持ち続けていきたいと思いました。