春休みは有志のデッサンコンクールですが今回も盛り上がってました!さすが学年を超えて実力を試せる機会だけありなかなか気合が入っていました!
とても見ごたえがありました!ここで上位10作品を見ていきましょう!(順不同)
画面の中での空間の設定がよくできています。2つのモチーフの関わりが見づらく感じる所があるので、質感の描写や構成自体にもっと差をつけた表現になってもいいですね。(五十畑)
背景の白さと、モチーフのそれぞれの「間」をもたせている所が目を引きますね。
床面も安定感があり良いです。紙コップの底の楕円形に少し違和感はありますが、足を引っ張る要素にはなりませんでした。(山本)
しっとりとしたタッチで実在感をうまく表現できました!特にバナナがいいですね~。床に落ちた陰がバナナの奥行きとかみ合っていないところが気になりますね。(佐藤)
モチーフの配置や構図には面白みや工夫が感じられます。また描写が丁寧なので全体的によい緊張感がみなぎっています。一番左側の大きすぎるタマネギが自然な奥行きを乱している気がするのと、この状況の緊張感をさらに引き出すのであればモチーフの手前と奥での捉え方にもっと幅を持たせてみたり、モチーフ以外の例えば床などで場の緊張感を高めるための演出を考えてみたりしてはどうでしょう?(河邊)
ダイナミックな構図で印象的な画面作りができましたね!リンゴの質感もよく出せています!課題であるはずの「紙」が脇役側になってしまったのが少しもったいなかったですね。(佐藤)
仕事がとても丁寧で調子が美しいデッサンです。ここから質感に迫る描写や、トイレットペーパーの楕円等、多少の違和感を訂正すると、更に良いデッサンになると思います。(宮田)
構成力、描写力共に力が伸びて来ています。手やリンゴの形がやや簡略化されているように見えますので、骨格の形や細部の形の変化も詳しく追ってみると良いでしょう。(山本)
素直なこたえ方ではあるものの、自分なりにモチーフに変化を与えてそれを忠実にデッサンしようとしている点には好感が持てます。やや主張が弱い画面という印象も受けるので構図どりやモチーフの大きさをもう少し配慮してほしいのと、見せ場のポイントについてはもっと描きこんでさらに強い緊張感を作れるように心がけましょう。(河邊)
すっきりと見やすい構成のデッサンです。ただ、描写やモチーフの構成にやや物足りなさも感じてしまいます。紙の表情に変化をつけたり、よりトーンに差のあるモチーフを入れたりすることで、画面に厚みを出せると良かったです。(五十畑)
構図に工夫や面白みがあり、更に林檎の内部の質感等良く描けていると思います。ただ、描写に少し物足りなさを感じます。林檎と紙皿の捉え方に違いを出したり、細部の形の変化も詳しく追ってみる等、より迫った観察をしてみると良いと思います。(宮田)