日常ブログ[美術コース]

こんにちは!再び美術教員の佐藤(アーティスト名:磐井)です!

8月開催される展覧会のお知らせです。

 

まずはこのお盆に岩手で開催される「コズビ展 ’19」です。

恒例になってきました、25年を数える母校の有志団体による展覧会です。

毎年実験的な内容で参加させてもらっています。今回は東京での展示とも関連ずけて内容で制作しています。

流石に岩手にいる人はいないかと思いますが、もしお近くにお寄りの際は是非足をお運びください!


コズビ展 ’19

日 時:2019年8月13日(火)〜17日(土) 11:00〜18:00(17日は15:00まで)

場 所:旧石井県令私邸 〒020-0875 岩手県盛岡市清水町7-51 入場無料

出品者:石川奈緒美、磐井賢志、遠藤海、大森隆義、小野寺花佳、黒沼令、斎藤安友来、齊藤未来、佐々木幸平、鈴木健一、中屋なつき、村上涼香

入館料:無料


続きましては東京での展覧会、「BODY SCALE case 01 Tracer」です。

本展は磐井、大森、丸山の3人の彫刻家によるグループ企画展となります。約9年前、同名の展覧会を同じ出展作家で行ったという過去があり、今回はそのリバイバルのような形で、現代的な視点を踏まえた企画展を考案し、やっとの思いで開催を迎えようとしています。

自分としても約5年ぶりとなる東京での展覧会です。期待と不安でいっぱいですが、教員ではない本来の僕の活動をやっと皆さんにお見せできることが楽しみで仕方ありません!夏休みのこの機会に是非ともご高覧ください!


BODY SCALE case 01 Tracer

ステイトメント:

人体の拡張とその先に連なる端末の画面上で、ピンチアウト(pinch-out)とピンチイン(pinch-in)がシームレスに繰り返されている。イメージがイメージによって置き換えられ、またイメージが無制限に乗算されていく世界。はたして、このような世界を測る『BODY SCALE』とは、どのような形態を露わにするのだろうか。我々はこの身体的尺度を追跡子(tracer)として、イメージの痕跡、あるいは軌跡、そして所在を追跡(trace)する。

本展のタイトル「Tracer」は本来、流体の運動や、物質の代謝、化学変化などを追跡するために添加される物質及び、その性質を意味するものである。インターネット登場以後、拡張し続ける感覚や、次々と変性し、流れ行くイメージの中にあって、我々のリアリティはどこに移動し、所在しているのだろうか。それぞれの身体的尺度『BODY SCALE』によって制作された作品からその現在位置が垣間見えることを期待したい。

日 時:2019年8月24日(土)〜9月3日(火) 11:00〜19:00(日曜・祝日休廊)

場 所:ターナー色彩株式会社 東京支店 ターナーギャラリー

〒171-0052 東京都豊島区南長崎6-1-3

出品者:磐井賢志 / 大森記詩 / 丸山喬平

入館料:無料