2年生 専攻美術デザイン専攻の授業が終了いたしました。
初めてのモチーフありの平面構成となりましたが、いかがでしたでしょうか。
1年生の時に制作した幾何学の平面構成とはまた別の難しさがあったと思いますが、みなさんよくモチーフに反応して制作ができていたと思います!
おつかれさまでした☆
では、少し遅くなってしまいましたが、平面構成の講評になります!
鉛筆の側面を面白く利用したリズムのいい作品です。大胆で明快なアプローチで目を引く作品になりました。
「目立つ」や「インパクトがある」とか「強い」作品が作れるというのは、それなりの力量があるということを理屈抜きに認めることが出来ると思います。
更にここからインパクトの強さの次に、そのあとも見る人を惹きつける面白さや丁寧な仕事が見えてくるといいです。その点、塗りにムラがあるので少しずつアクリル絵具の扱いに慣れていくことと、レタリングの練習していきましょう。
(宮田)
明確な流れのある美しい色彩構成です。
具体的なモチーフを描く時は、どこまでどうやってデフォルメするかがミソとなって、作品の個性を決めることが多いので、鉛筆と、鉛筆の削りカス、鉛筆の側面のデフォルメの統一感があれば、更によかったかもしれません。
(宮田)
情景の分かりやすいストレートな構成でいいと思います。
色と形が若干単調なので、変化づけたり、細い線や点描等を多用してうまく粗密のバランスを作るとメリハリのある画面になったかもしれません。
(宮田)
全体に黄色と青の色調でうまくまとめられている作品となりました。
構図にも明確な流れがあって綺麗に仕上がっていると思います。
よくできていると思いますが、若干色が単調な部分は気になるので、次回は明度の幅を意識して、色を作る時に良くパレットの上で熟考してみてください。
(宮田)