潤徳日記

今年度は、4月6日に入学式、7日に始業式が感染対策のため一部オンラインも使いましたが、予定通り行うことができました。12日の授業開始とともに生徒総下校も17時45分とし、放課後のクラブ活動等も通常に近い活動ができていました。しかし、残念ながら、26日よりは「緊急事態宣言」発出に伴い、1時間遅れの登校・40分授業・総下校16時45分といたしました。

校長面接は、新2年生よりはじめています。2年生の生徒たちは、コロナ禍の中で入学式を迎え、1年次は休校や分散登校・オンライン授業等が行われ、行事もほとんどが中止となってしまいました。しかし、その中でこそ学べたこともたくさんあったようで、彼女たちのたくましさに驚かされています。彼女たちとの面接を通し、私自身も昨年度のコロナ禍での一年間を振り返る機会ともなっております。

「緊急事態宣言」の発出が決定される前には、感染対策をきちんと行うので登校授業を継続してほしいとの要望をほとんどの生徒が述べていました。対面でのコミュニケーションは多方面での活力を生み出していることに気付いたと話してくれる生徒も多数おりました。リアルとSNSを利用してのコミュニケーションの違いやそれぞれの利点を話してくれる生徒もおりました。

今後もコロナの状況は心配されますが、どのような状況であっても生徒たちから学んだことを忘れずに、前向きに柔軟に学校運営を模索し、生徒たちの未来に貢献できるよう教職員が一体となって力を合わせていきたいと考えております。このような前向きな思考に導いてくれた生徒たちに心から感謝しております。