潤徳日記

26日に本校では1学期終業式が行われました。1学期は3度目、そして、4度目の緊急事態宣言が発出され、現在も感染者数が増え心配の絶えない状況でもあります。そのような状況ではありますが、毎日、生徒が登校し、対面での授業が行われ、わずかな時間でもクラブ・委員会活動ができたこと、そして、文化祭が復活できたことに感謝しております。やはり学校の主役は生徒であり、生徒たちの生き生きした様子に私たち教職員は励まされ、頑張れると考えております。

終業式の式辞では、生徒の皆さんに今回のコロナをきっかけに、「ヘルスリテラシー(=正しい情報を入手し、自分の生活に当てはめて考え、実現可能な予防方法を選択する能力)を習得し、生涯を通じて生活の質を維持し、さらに向上させていきましょう」と伝えました。潤徳の三つの心(=美しい愛の心、たすけあう心、たえず向上する心)をもつ生徒たちは、ヘルスリテラシーを自分のためだけでなく、ご家族やお友達をはじめとする周囲の方々にも広げ社会に貢献できると考えております。

今後もコロナの状況は心配されますが、夏休み中の行事(夏期講習やデッサン講習など)、そして、2学期以降の行事(体育祭や合唱祭など)も復活させ、前向きに柔軟に学校運営を模索していきたいと考えております。このような前向きな思考に導いてくれた生徒たちに心から感謝しております。