2年生進学コースは、夏休み期間にインターンシップを実施しています。今年の第1期は足立成和信用金庫の皆様にご協力いただいて、金融業務を体験しました。
インターンシップ初日は、銀行と信用金庫の違いや業務内容について教えていただいた後、足立成和信用金庫さんが取り組んでいる地域活性化に向けた企画や、その根本にある「人のために働くこと」、「地域のために働くこと」の意義について学びました。
2日目は実際に営業店舗に配置され、ATMや窓口業務の裏側を体験しました。専門用語が飛び交い、見慣れない機械を目の前にしての業務で、初日以上に緊張している様子ではありましたが、現場職員の皆様に丁寧に教えていただいて、半日の業務をやり切ることができました。
最終日には、今年度入社した職員の方をお招きして、昨日までの体験を振り返るグループワークを行いました。お招きした職員さんのなかには、本校卒業生もおり、終始わきあいあいとした雰囲気でグループワークを行うことができました。そのなかで、『今のうちにしておくべきことは何ですか』という質問に対して、「就職しても勉強は必要なので、今から勉強をする習慣をつけることと、素直に分からないことや疑問を聞く姿勢を身につけること、挨拶や正しい言葉使いなどを、今から意識して身につけたほうが良いです」と答えてくださいました。また、足立成和信用金庫理事長先生からは、「様々な方と接することで、多くのことが得られるため、今回の体験だけでなく様々なことに挑戦して、いろんな気づきや経験を得てほしい。その得たことが自身の将来にも繋がります」というお言葉をいただきました。
生徒にとっては、なにもかもが初体験のことで連日緊張していましたが、働くことの意義や社会を知る良い機会となりました。改めてご協力いただいた足立成和信用金庫の皆様に厚く御礼申し上げます。