9月23日・秋分の日の体育祭後は英語検定や中間試験があり、生徒たちにとっては勉強の秋となりました。大学入試を考えると英検は避けて通れませんので、生徒たちも必死で取り組んでいました。英語は授業を真面目に取り組むだけでは限界があり、やはり家庭学習が重要となりますので、試験前だけでなく日頃より宿題はもちろんのこと復習・予習を習慣化してほしいと考えております。
私は全国普通科高等学校長会や東京都私立中学高等学校協会の総会・会議等が対面でも実施されるようになり、全国の公立高校普通科の校長先生や東京都内にある私立学校の校長先生と懇談することができ、貴重なお話しをお聞きすることができました。東京の公立高校でも生徒1人1台のタブレットが導入され活用されているとお聞きしました。世界の中でも遅れている日本の教育界のICT化も少しは進化するのかなという期待も持てました。
本校では2020年度には生徒全員がタブレットを待っていましたので、休校要請の際にも双方向のオンライン授業を実施することができました。今では、生徒たちの提出物、保護者からの遅刻・欠席の連絡、学校からの保護者向けの連絡等にも利用され、ICTの恩恵に預かっております。ICTによって生徒たちの学びが深くなることも期待しておりますし、教職員は仕事の効率化を図り、働き方改革を推進することはもちろんですが、生徒たちの学力向上・人間力向上等について思考する時間を確保してほしいと考えております。
日本ではIT企業の人材が不足し、特に女性が少ないとのこと。興味があれば生徒たちにもIT企業への就職を候補にいれてほしいと考えております。女性ならではの視点を活かし、社会の発展に貢献できる分野であり、テレワークなどの導入がしやすい分野ですので女性のいろいろなライフステージに合わせて働き方を変化させられる業界であるとも期待しております。
いろいろと夢が膨らみますが、本校が生徒たちの現在・未来に貢献できる学校となれるよう教職員一同で精進してまいります。