今月の中旬には、先生方の定期試験にあたる外部の先生による授業診断が1週間実施されました。今年で5回目となりますが、生徒たちに学ぶことの楽しさを伝え、学力向上をもたらし、生徒たちの現在そして未来に貢献できる授業を教員全員が実施できるよう真摯に取り組みました。
私も授業診断が行われている全ての授業を見学いたしました。前年度までに注意された部分を改善した上で、さらに新しい視点も取り入れ努力されている授業は、やはり迫力が格段と上がり、説得力のある授業となっておりました。前のめりになって笑顔で授業を受けている生徒たちの姿は誇らしく、学校のあるべき姿であると考えました。ICTのおかげで授業の在り方も多様化しておりますが、毎回の授業に到達点を設定し、その積み重ねで一年かけて何をどの程度習得させたいかをきちんと設定し、授業を設計することが重要であると考えております。
今年度も生徒たちの真面目な授業態度、外部の方への挨拶、廊下の歩き方などは高校生らしく品があり、いつでもオープンスクールができる状況であると褒めていただきました。
近隣の皆様からも「高校生のお手本のような高校生」とお褒めの言葉をいただいておりますが、こちらは代々の生徒たちが築き上げてくれた潤徳の素晴らしい伝統であると考えております。
そのような生徒たちに見習い、授業力の備わった品のある教員が生徒たちの夢に向かって伴走している学校との評判を獲得し、伝統としていければと考えております。千里の道も一歩からと日々の授業に全力でこれからも取り組んでまいります。