潤徳日記

今月は2日に英語検定があり、その後に文化祭という生徒たちにとっては忙しい月でしたが、英語検定では多数の生徒が1次合格を果たし、また文化祭では、どのクラブも1年間の素晴らしい成果を発表してくれていました。

そして、私はテレビ番組の撮影に芸能人の方と一緒に参加させていただくという経験をさせていただきました。撮影場所に到着しましたら、たくさんの機材とたくさんのスタッフの皆様に驚かされました。私を含め一般人は4名おりましたが、中山秀征さんの心温まるトークに引き込まれながらこれまでの学校での出来事や時代とともに変化していく教育の様子をお話しさせていただきました。

私は大学卒業後すぐに本校に勤務し、36年が経過しておりますが、勤務したころの北千住駅の様子や当時の本校の制服、校舎の様子などを久しぶりに思い出しました。そして、まだまだ新米の私にいろいろとアドバイスを下さった保護者の皆様や先輩教員の方々を懐かしく思い出しました。校長となり14年目を迎えましたが、校長になると地域の皆様とお付き合いさせていただくこともなりますが、千住の町の温かさに驚かされたことを思い出しました。

全国普通科高等学長会の会誌の中に『幸せとは「身近な人との良質な人間関係」そのもの』という文章がありましたが、私はこの環境のおかげで幸せに過ごすことができ、勤務を続けられたのだなとつくづく思いました。そのような環境に感謝しつつ、本校が「良質な人間関係」をつくれる学校であり続けられるよう、できることをやっていこうと考えております。

※テレビ番組の放映について、詳しくはこちら→ジモトに乾杯居酒屋秀ちゃん