日常ブログ[美術コース]

10月16日(水)5時間目を使用して、各クラスで探究発表会が行われました。美術コースは、芸術についてのテーマでは「黄金比と白銀比」「岩絵具はどのような歴史背景で岩から作られ始めたのか」、「日本のアニメーションについて」、「なぜ膨張色は膨張色に見えるか」、「なぜ写真と現実で違いが生まれるか」など、『さすが美術コース!』と思うようなテーマがたくさんありました。また、美術以外では「心理と時間のつながり」、「海外化粧品と日本の化粧品の違い」など面白いものも多く見られました。グループで4~5人に分かれて1人3分以内で発表するのですが、グループのメンバーが発表する際に、「それ、すごいね」「へぇ、勉強になった」などと発表する側がとても嬉しくなるような声掛けを行っていました。美術コースの生徒たちは自作のスライドをとても素敵に制作してわかりやすく説明しているのも印象的でした。

また、発表後にワークシートに評価表を記入し、優しく発表者へ渡していました。生徒自身が問いや課題を立て、それを解決するための分析や協働を進める学習を行うということは、新時代を力強く生き抜くためにはとても必要な学習です。これからも疑問に思ったことを突き詰めて調べ、結論を導き出し、学習意欲を向上させたり、進路決定の幅を広げたりしてほしいと思います。