いよいよ1年生も本格的に授業が始まっています。
そこで本校で1年次に配布される教材とその用途をご紹介します。1年生はもちろん、これから美術を始めようと思っているみなさんもぜひ参考にしてみてください!
(実際に渡されたものと見た目が異なることがあります。)
1、カルトン
デッサンをするとき、画板として使用します。クッション性があり、特に木炭デッサンに適しています。間に用紙を挟んで保存することもできる優れものです。
2、スケッチブック
画用紙がスクラップされた冊子です。デッサンなどにも使用します。
3、クロッキー帳
エスキースやクロッキーなどに使用します。エスキースやクロッキーとは本番前の下書きやトレーニングといったところでしょうか。作品制作のアイデア出しにも使用します。
4、木炭紙
木炭デッサン専用の紙です。5枚提供します。特殊なパルプでできており、フランスからの輸入品しかないので比較的高価な紙です。授業以外での制作では1枚300円 で購入もできます。
5、つなぎ
作業着に使用します。黒、青、赤、黄色、オレンジ、紫、緑、灰、ピンク、水色などたくさんの色から好きなものを選べます。
デッサン用具
6、紙ヤスリ
木炭をとがらせるのに使用します。
7、練りゴム
用紙を傷つけないようにねって柔らかくしたゴム。乗せた木炭を消したり、調子を整えたりするのに使用します。強く消したい人は消しゴムも用意しておくと良いでしょう。
8、目玉クリップ
用紙をカルトンに固定するのに使用します。
9、デッサンクロス(ガーゼ)
乗せた木炭を、馴染ませたり伸ばしたり落としたりするのに使用する基本的な道具です。この手の抑える道具は人により様々で、サッピツやティッシュ、自分の指、ファンデーションパフなど、描く人によって自分なりのものを見つけることができます。
10、デッサンスケール
略して「デスケル」と呼ばれています。描き出しの際の比率や画角、構成取りに使用します。慣れてくると使用せずに描けるようにもなります。
11、クリアケース
デッサン用具の保管持ち運びに使用してください。
12、スポーク
比率や傾きを測るのに使用します、垂直も計れるので正確な傾きが図れます。
13、芯抜き
木炭の芯の部分を取り除く道具。
14、木炭
ヨーロッパでは古くからデッサンに用いられていた描画材。やりとりの自由度や表現、調子の幅から見ても最もデッサンに適した描画材と言えます。木炭はなくなったら補充できます。
15、カッター
木炭や鉛筆を削るのに使用します。
16、鉛筆
鉛筆デッサンで使用する描画材です。字を書くためのものと違いデッサンに特化した鉛筆を使用します。配布したものは3B〜2Hまでの基本的なものですが、まだまだ幅がありますのでたくさん買っておくと良いでしょう。学校でも購入できます。
デザイン用具
17、アクリル絵の具セット
デザイン系の着彩に使用します。内容は、筆…3種、絵の具…基本12色、ミニ布巾…1枚
18、筆洗
文字通り筆を洗うためのコンパクトなバケツです。
19、溝引き棒
21番の溝引き定規の溝にあてがい筆で直線を描くのに使用します。
20、パレット
絵の具を置いたり、混ぜたりするのに使用します。
21、溝引き定規
主にペンや鉛筆、筆などで直線を引くための道具です。
22、配色カード
色の相性を見たり、配色を決め、色を制作する時などに使用します。
このほかに、授業中のプリントを保管するためのファイルも配布しています。
また、授業で使う油絵の具の注文も本校で行うことができます。
さあ、道具も揃いました!みなさんの美術ライフがいよいよ始まります。頑張っていきましょう!