潤徳日記

 おかげさまで先週末に本校の文化祭を開催することができました。初日は雨との予報でしたが、2日間とも晴天のなかで行なうことができました。本校では、文化系クラブの1年間の成果を発表するとともに、1・2年生の各クラスでは文化委員が中心となってクラス企画も発表します。クラス企画は手作りの映像上映・お化け屋敷・トリックアート・フォトスポット、食堂、パーラーなどお祭り色のある内容となっています。

 生徒たちは、クラブ・クラスの出番や当番はもちろんのこと委員会の仕事もありますので、文化祭開催中はめまぐるしく動き回っていました。しかし、そのような中でも自発的に校内で迷っている外部の方々に「どちらをお探しですか。」との声がけや、同窓会の荷物運びを自分たちの仕事を後回しにして手伝う様子を見かけることが何度かあり、心が温まると同時に生徒たちの成長を嬉しく思いました。

 私は今日の午前中に、生徒たちがボランティアでお世話になっている保育園の運動会にでかけました。保護者・ご家族はもちろんのこと地域の方々もたくさん見学されていました。2才から5才の園児の微笑ましい競技や演技を見学しながら、たくさんの方々の協力があってこその教育活動であると再度認識いたしました。

 道案内や荷物運びを行なった生徒たちは、「ありがとう」の言葉や嬉しそうな笑顔に自信をつけ、自分自身で考え相手の立場を尊重しながらやるべきことができるようになるのだと思いました。このような力を身につけ卒業後は社会に貢献しながら充実した人生を送れる女性に成長して欲しいと考えました。日々の教育活動を教職員とともにこれからも行なってまいります。保護者やご家族、地域の皆様の温かな見守りをよろしくお願いいたします。