福祉進学コースの2年生は本日「同行援護(視覚障害者ガイドヘルパー)」の課程を全て修了しました。視覚に障害のある方が安全に外出を楽しめるような支援スキルを身につけた証として授与される資格で、これを取得することで同行援護従業者として仕事をすることもできます。最後の実習は2人ペアになり、利用者役の人がアイマスクをして、ガイド役の案内で北千住駅まで行きました。校内の実習で学んだことを踏まえて、エスカレーターの昇降や階段の昇降、信号などの情報を正確に伝えることを心がけました。修了した生徒の感想からは「これまで視覚障害の方と関わる機会がなかったけれど、この授業を通して視覚障害持っている方との壁がなくなった」や「視覚障害に対する考え方が変わった。資格の責任を感じ、視覚障害者の方が安心して外出ができる社会になるよう自分にできることを頑張りたい」などと、この講座を学んだ達成感と充実感に満ちたものがたくさんありました。実習を終え、授業の最後には資格の修了証授与式が行われました。